2018年12月16日日曜日

なぜnanoloopのカートリッジは基板だけで差し込めるのか

ゲームボーイ用カートリッジのnanoloopは、カートリッジ本体が基板のみで、いわゆるカートリッジらしい樹脂筐体を含みません。nanoloop monoはさらに、カートリッジの端子幅だけしか本体サイズがありません。なぜこれで差し込みに問題ないのか、差し込み時の位置合わせは正確に行えるのかが疑問でした。この理由がわかれば、今自分で作っている基板も他のカートリッジから筐体を借りなくて済むので、調べてみました。

厚みについて

カートリッジと本体側ソケットそれぞれの端子が接していれば動作します。一般的なカートリッジの端子部の厚みを基板に合わせれば動作すると考えました。

2.1mmなので、厚みがおおよそ2.0mmあればおそらく大丈夫だろうと思います。

差し込みについて

厚みがわかったので、差し込み時の位置合わせやガイドについて調べました。カートリッジのふたを開けた状態で差す様子をみると、この状態では筐体(矢印で示している箇所)が位置を合わせているように見えます。

ここで、厚みをおおよそ2.0mmに調整したカートリッジ基板を差し込んでみます。

正しい位置に収まり、カートリッジも正常に動作しました。このときにわかったのですが、位置合わせのガイドとなっているのはカートリッジ筐体ではなく、本体ソケットの突起でした。次の写真は差し込み口を上から見た図です。

正しい厚み・正しい幅の板が上から降りてくるとき、ソケットのガイドに従って差し込まれるので、端子同士がまっすぐ接触するようになっています。

結論

基板厚み2.0mmでカートリッジ基板を製造すれば、筐体なしでもカートリッジは機能する。

機能検証(とカートリッジをもとのゲームに戻す)のために、上で差した基板の厚みを2.0mmにしたものを製造中です。届き次第試します。

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