ArduinoにEthernet Shieldを載せることで、Arduinoから直接各種サーバにデータを送ることができるようになります。ArduinoでA/D変換した電圧値をfluentdに送付することで、簡易ロガーとして活用することもできます。
fluentd側
Ethernet経由で受信するだけなので in_http が動くようにします。サンプルどおりで大丈夫です。
Arduino側
fluentd の in_http はPOSTで受け取るので、サイトのWebClientを参考にしてPOSTを送信するスケッチを作成します。
- servername:fluentdサーバのドメイン名 or IPアドレス
- serverPort:fluentdサーバのポート
- pageName:fluentdに送信する際のタグ(スラッシュ含む)
- params:fluentdに送信するJSON(json=で始まる)
コード中のこれらの変数を適宜書き換え、POSTメソッドの生データを組み立てて送信する形になります。
目的
回路の性能測定の際、電圧・電流を長時間モニタすることがあります。専用機器を使うものなのですが、機器自体が高価で、なかなか手が出ないものです。A/D変換し値を保存できればよいので、Arduino + fluentdの組み合わせで簡易ロガーとして使用します。fluentd側がが受信した時刻を記録できるので、ネットワークの遅延を気にしない程度の間隔ならば、複数のArduinoで計測記録の同期をとるのも容易です。
また、センサネットワークのセンサそのものに組み込むには高機能高コストですが、別途なんらかの無線とかで受信したセンサの値をネットワークに送信する母艦としても使えると思います。
センサーデータのfluentdでの簡易ロガー、参考になりました。
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