2014年1月12日日曜日

USBを電源にしてゲームボーイを動かす

うちにはスケルトンタイプのゲームボーイがあります。小学生のときに買ってもらったものです。これをUSBのポートを使って動かします。

電池で動いているとき

初代ゲームボーイは、単3電池4本を全て直列でつなぐことで動きます。アルカリ電池を使う場合、1.5V x 4 = 6.0Vが電源電圧となります。ここをエネループのような充電池にすると、1.2V x 4 = 4.8Vとなります。アルカリ電池が切れるときはだいたい1.0V程らしいので、ぎりぎり駆動できる範囲と言ってよさそうです。USBを電源にすれば安定して5Vを供給できるので、昇圧・降圧などの回路を増やすことなく置き換えられます。

ケーブルをつくる

φ1.3のプラグと適当なUSBケーブルを用意します。一部の電気屋さんではUSB→DCφ1.3のケーブルをふつうに売っていますが、だいたい極性が逆かもしれません。ゲームボーイはセンターマイナスです。よく売っているものはセンタープラスなので、そのままつなぐとおそらく故障します。USBケーブルのBプラグ側を切り、出てきた配線をプラグにはんだづけします。だいたい赤い線が5V、黒い線がGNDですよね。信号線はショートしないようにカバーするなりしておきましょう。

動かしてみる

ゲームボーイの消費電力は、筐体をみる限り0.7Wです。引き込む電流はそんなに大きくないので、写真のようなモバイルバッテリーではなくPCの端子でもいけると思います。

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