2013年3月4日月曜日

Konashi(旧Monaka)とPulseSensorでドキドキをカウント

Bluetooth 4.0を使ってiPhoneから直接制御できる外部ハードウェアのひとつ、Konashi。これと心拍数を計るPulseSensorを組み合わせてみました。

Konashiとは

ユカイ工学製のBluetoothプロトタイピングボード。Bluetooth 4.0を積んでいるため、電圧の入出力をiPhoneから制御できるのが特長。

今までも、TIなどのチップメーカーから出ているサンプルボードを使えば同様のことができていました。が、国内で電波を飛ばす許可がなかったり、SoCのコードの作法とかコンパイラの壁があったりで、ぼくにはちょっとハードルの高い印象がありました。Konashiの場合、チップ自体を触ることはありません。Arduinoに近いメソッドをiOSから呼ぶことで、Konashi上の入出力(A/D変換やUARTなどを含む)をいじくる感覚です。Bluetoothデバイスを探したりなどの部分は、ライブラリ側がやってくれます。

PulseSensorとは

皮膚に光をあてて、血管を動きから心拍数を読み取るデバイス。手ごろな価格でけっこういい感じに読めます。国内ではスイッチサイエンスで取り扱いがあります。詳しい情報はメーカーのサイトか、書籍版Makeにて。

KonashiでA/D変換

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Konashiは3つのA/D変換ピンを持っています。参照電圧が1.3Vなので、読み取る電圧も分圧などでしぼる必要があります。PulseSensorの最大出力電圧はだいたい電源ピンなので、ボタン電池(3.0V)を使う場合は半分にすればよいでしょう。

電圧を読む際はちょっと工夫がいります。ドキュメントにもあるように、まずanalogReadRequestを呼んで、それからanalogReadを呼ぶという順序を守らねばなりません。A/D値はmVで帰ってきます。

NSLog

このあとグラフ表示までやりたかったのだけど、時間もなくちょっとめんどうなのでまずはここまで。

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